2022.12.5 ツイッターについて

情報源:ユリーシュヴェツ

 

CIAのレジェンドとも言っていいボブという人います。映画シリアナは彼の功績に基づいて作られています。今はCNNの情報機関エキスパートになっています。

数日前に彼は分析をCNNに出しました。分析はエロンマスクのツイッター社において行って改革についてです。エロンマスクは民衆の目は神の目でもあると言い、すべての制限を外し、すべて許可するとのことです。ツイッターほどの大きな影響力あるSNSがすべて許可するのは、検閲あってはならないというより保安上の問題が大きいです。

彼は結果としてツイッタープーチンになるとのことです。プーチンとは抽象的に言っていますが、ロシア情報機関の手先が、偽アカウント量産し、フェイク情報を流し続け、民衆の目ではなく、ロシア情報機関の目になるだろうとのことです。

ロシアにとってウクライナ戦争を正当化するための偽情報を流す大きな報道機関を得ることになります。ロシアの情報機関は同時にアメリカの右翼を支持し、中国も加担するとのことです。

表現の自由はどうなるのということについてはボブは「映画館でみんな静まり返ってみているときに、火事がないのに火事だと叫び、人々をパニックさせ、慌てて出口へ向かった人々が押し合ってけがしても火事だと叫ぶのは表現の自由とは言えないと」。自由は他人の権利によって制限されるべきです。

===============

以上

 

2022.12.4の状況

ロシアエルチンスク市空港で爆発がありました。戦闘機2機損傷したとのことです。同空港はウクライナから600キロ離れています。ウクライナからのロケットかドローンによる攻撃と思われます(エスカレートさせないため、ウクライナ防衛相は報道しないことにしています)。ロシアの防空設備が動いていない上、重要な軍事空港もまったく守られていないのでは。

 

ジダノウ氏からの情報:

バフムト市では血が流れ続ける衝突が続いています。血が流れるとは言いすぎでもなく本当に悲惨な状況です。ここで本戦争の運命も決まるのではと思っています。ロシアが押し通すのか、それともウクライナが守り切りロシア軍の柱を崩すことができるのか。

ロシア軍の損失は非常に大きくなっています。毎日大隊(500人くらい)一つ失っていると言っていいほどです。

 

さて、ロシアの核弾頭について情報がありました。検査した結果9割使えない状況だということです。このような状況では、世界を滅ぼすと言っていたロシアは核弾頭不良で自分を滅ぼすことになるのでは。

================

以上

2022.12.3状況

情報源:ジダノウ氏

ベラルシーにロシアの最新と言われるキンジャル搭載可能にミグ戦闘機3機ありましたが、2機はロシア北部へ移動しています。残り1機は着陸に失敗、地面に叩きつけられ爆発しています。

ロシアではキンジャルロケットは22個生産済みとのことです。今までウクライナに向けて3回キンジャルを発射しています。キンジャル搭載可能なミグ戦闘機は全部で4機(ソ連時代のもの)ありますが、その内3機はベラルシーにあって、ウクライナへ攻撃していました。今は、ベラルシーからソ連北部に移動させたので、キンジャル攻撃にビクビクする必要はなくなったと言えます。

戦況について

クレメンニー方面ではウクライナ軍は攻撃続け、ロシア軍は守りに入っています。

バフムトではウクライナ軍の攻撃は残念ではありますが、成果に繋がっていません。

地面まだ凍っていないため、戦車の投入が難しく、小規模な攻撃で終わっている状況です。ザポロージャ地区ではウクライナ軍はカノン砲の攻撃を続けています。ロシアはザポロージャの病院から負傷者をロシアへ運び初めています。その地区からの撤退を考えているはずです。

 

ロシアS300 システムへウクライナ空軍は攻撃続けています。S300 発射後レーダーではっきり見えるので攻撃しやすい標的でもあります。しかし、ロシア側はS300発射システムを516機も保有しているため、撃っても撃ってもきりがない状況ですが、それでも諦めず攻撃続けています。

 

ザポロージャ原発からロシア軍が撤退する可能性が出て来ました。国際原子力機関がロシアのロスアトム社がハンガリー・トルコでの原子力発電所の建設工事を止める措置を取っていてその成果が出て来ています。ザポロージャ原発からロシア軍が撤退しない限りロスアトム社は建設をすすめることができないので、近い内に良いニュースを聞けると期待しています。

 

ヨーロッパ諸国の支援でキーウ市にサイバー施設ができることになりました。ロシアのハッキング行為に対抗できるようになるため、心待ちにしています。

 

リトビア国に感謝したいです。リトビアで自走式榴弾砲の修理作業が24時間続いています。ポーランドペンタゴンの修理工場ができる間リトビアで修理行ってくれていることはとてもありがたいです。

 

ロシア産原油の上限が明日から実行されます。これによってほぼロシア側に利益がでないことになります。最近の情報では、ロシアは複数のタンカーを発注したとのことです。原油をタンカーで運び出し、別のどこか第三国のタンカーに海上で積み替えするつもりだと思いますが、その通りになるかどうか見てみましょう。

 

ロシアからの情報ですが、ロシアにいる外国人を徴兵しているとのことです。ベラルシ人に徴兵命令が来て、もちろん無視したもののその後、軍事委員会の人が来てどうして行かないのプーチン大統領からの司令でもあると言われたそうです。外人部隊は自分の意思で戦争に参加しますが、徴兵されて戦う人ではないはずです。

======

先日、ジダノウ氏はロシアの次の標的は日本だったとの話しについてデタラメと言っていましたが、私個人の意見としてはそうデタラメでもないのではと感じています。もちろん全面戦争レベルではありませんが、小さな衝突はあり得たのかもです。それによって海上自衛隊は北海道あたりに集約、米海軍の注意も向きます。その間、中国が台湾へ全面攻撃という予定だったのでは。。。

以上。

12.2 国際状況

情報源:ユリーシュヴェツ

 

原油60ドル/バレールの上限設定が始まりました。これによって12/5から始まる欧州の対ロシア原油輸入禁止措置は問題なく進行する土台ができています。

この上限があることで、欧州の輸入禁止措置を他の国々が都合よく使うことができなくなります。

ロシアは輸入禁止は認めない、60ドル上限も認めない、いやなら買わなくて良いとのことです。

しかし、ロシア原油の大手購入者のインドと中国は上限について無言のままです。

上記の2国はこの上限を認める可能性は高いです。以前インドはロシアの石油輸入した際、ヨーロッパからの批判されています。しかし、インドはヨーロッパが輸入している石油の半日分の量を1週かけて輸入していていることを理由に輸入続けて来ました。

今回は、欧州が輸入を止めるため、インドにとって上限を守る必要が出て来ます。

 

上限設定によって、突然の原油不足により世界経済への悪影響を防ぎながらロシアが原油で戦争資金得ることを止めることが可能になります。

 

次に、ウクライナに不足している兵器について。

現在、アメリカ兵器在庫の30%は終わっているようです。このため、兵器の補充が急務になっています。しかし、生産量が追いついていません。

アメリカ一週間生産の量をウクライナで2日だけで使ってしまっています。

ヨーロッパの場合、フランス1年分の生産量も2日で使われています。

イギリスが全兵器を提供した とした場合 7日で終わってしまいます。

このように見ると莫大な量の兵器使われているように見えますが、実際そうでもありません。というのは、欧米は21世紀にこのような地上戦が行われると思ってもいませんでした。そのため、この戦争で使われる武器の製造は極端に少なくなり、発注あっての生産の流れになっています。

増産に踏み切る準備はもちろんできていますが、そのためには契約のサインが必要です。すなわち、企業側はお金を見せてくださいそうしたらいくらでも作くる準備はできていますと。発注者はペンタゴンになりますが、ペンタゴンは昔から最後まで待ってからサインする癖があります。その最後は今だと思うので、そろそろ契約が結ばれ武器製造の増産が始まると期待しています。欧米の各国が増産し始め(ドイツ以外)十分な量の武器提供が始まるのと期待しています。

さて、ドイツについてですが、最近メディアに兵器廠についての情報が出て来ています。本当にずさんな状況です。もし、戦争が始まったとしたら、ドイツの兵器廠はわずか2日分しかないとのことです。比較としてウクライナの兵器廠は戦争始まる前に数週間分はありました。ドイツ軍の武器は使える状態になかったり、冬用の軍服もないなどの色々な問題が浮き彫りになって来ています。

この状況を改善するためにショルツ首相は1千億ユーロ提供するとのことです。しかし、まだ全然進んでいない状況です。生産者側は防衛省が主導してすすめるべきと言っていて、防衛省は生産者が主導的に動くべきと主張し何も動いていない模様。

================

以上

2022.12.1の状況

情報源:ジダノウ氏

バフムト市へのウクライナ増軍が到着し、戦況が変わり始めています。

他の場所では状況に変化はなく、ロシア軍は相変わらずウクライナの防御ラインの弱いところを探すこ規模な攻撃や偵察を行っています。

 

中国に関することですが、ロシアのノヴォシビルスクから中国のシェンジェンへ飛行機が頻繁に飛んでいます。シェンジェンは電子部品製造しているところなので、ドローン用の電子部品を運んでいるのではと思います。

中国はロシアが弱まった今、核弾頭の数を増やし、軍事面で影響力を増やす狙いも見られます。ロイター通信によると、中国は核弾頭を400機持っていますが、1500機に増やす計画あるとのことです。

 

他に気になる情報として、在スペインウクライナ大使館に届いた郵便物が爆発し、郵便物を受け取った人が脳震盪及び手の怪我で入院しています。郵便物には返却先の従者が書かれてなく、アメリカで炭疽菌が郵便物が送られて来たときと似た封筒です。当時アルカイドによるテロなのではとのことで終わっていますが、今の事件から見るとロシアの可能性もあるということです。

 

電力に関して、トルコから発電船がオデッサ港に来ます。船一つの発電能力は100MWTだそうです。着港してから市内の電気網に繋ぎ、オデッサ市に電気が戻ります。トルコの船に対してロシアは攻撃しないはずなので、オデッサ港の安全性も増します。

 

=============

以上

情報源:ユリーシュヴェツ(在米ウクライナ人、元ソ連情報機関の人で情報分析が大変すぐれています)

これからロシア国内への攻撃を初めても良い時期になりました。モントリオール大学スペンサーチャーチル教授の分析によるとロシアの過去の戦争を分析した結果、勝利した戦争の期間は8ヶ月だったとのことです。戦争始まってから8ヶ月も立っているので、ロシアの勝利はほぼ不可能な状態になりつつある状況です。

ウクライナアメリカ及び西側が武器提供するのと同時にロシア国内に向けて撃たないように注意もして来ました。戦争がエスカレートしNATO軍とロシア軍の戦争に発展させないためということもありますが、実際もうひとつ重要な目的もあります。

ロシア国内に向けて攻撃した場合、ロシア国内で国民が団結する可能性があり、この状況を避けるためでもあります。どんな独裁政権の国でも、海外から自国が攻撃受けた場合、国民が現政権を支持し団結し強くなります。

戦争が半年以上続いている今は、ロシア国内の軍事施設へ攻撃してもロシアの反応はあまりないとの計算です。というのは、結局プーチン政権の行っている戦争はテレビ用の戦争で、ウクライナ側の被害の大きさをアピールする目的あります。そのため、ロシア国内で軍事施設への攻撃があった場合、テレビ報道できることではないため単純にもみ消し、何もなかったことになる可能性が大きいです。結果として、ロシア国内の軍事施設の破壊でロシア軍の攻撃が弱くなり、またそれに伴うロシア国民の団結につながる可能性も低いとのことです。

===========

私の意見:早くロシア軍事施設を破壊し、この馬鹿馬鹿しい戦争を集結に向かってほしいですね。プーチンは隣国そして自分の国をも破壊し、テレビに出して自分の評判上げ?人の命を何だと思っているのかね。。。

11月末の状況

情報源:軍事アナリストジダノウ氏

ウクライナ南側、ヘルソン地区は比較的落ち着いています。ヘルソン市民間施設へのロシア軍攻撃が続いていて、民間人の犠牲者も出ています。攻撃があったとき、速やかに安全な場所へ避難することが大切ですが、ロシア側はドニエプル川の東側からカノン砲で撃っているので、わずか30秒ほどで着弾してしまうこともあり、対応が難しい状況です。

 

東側、バフムト市では苦戦が続いています。ロシア側は兵隊を昼夜問わず24時間攻撃を続けています。攻撃は3波に分けれています。第1と第2波は軍事経験のない動員されたばっかりの兵隊がやって来ます。この最初の2つの波でウクライナ軍の自動小銃の銃身が熱くなった来たところに第3の波、民間軍事ワグネル社の経験ある兵隊がせめて来ます。最終的に近距離戦となり苦戦しています。

 

ロシアはウクライナの電気設備への攻撃を軍事目的あると主張していますが、実際、戦時中の前線ではそもそも電力網を使うことはありません。停電による軍への影響ほなく、戦力を失うこともありません。

 

では、続いて政治的なことですが、ニュースウィーク雑誌に、ロシアのウクライナ戦争の後に日本へ攻める計画だったのの記事がありました。私は(ジダノウ氏)以前ロシア極東軍を視察に行ったことありますが、日本への攻撃はありえないと思います。なぜかとおいと、極東軍はこの50年間に一回も軍事展開したことがなく、戦争する力ありません。その上ロシアの太平洋海軍もっとも戦力が弱く、戦艦がとても古い。聞いた話では燃料に石炭使っている戦艦もあるようです。このような状態では、日本へ攻めることは考えられない。そのため単なる情報作戦で、他国の様子を見るためだと思います。

 

ロシア国内では、民間軍事ワグネル社のプリゴジンはできる人になろうと踏ん張っていて、そのせいでバフムト地区で多大な犠牲を出しながら攻め続けています。軍のトップとはヘルソンから脱退したことで評価が大きく下がっていて、それをプリゴジンやカディロフのような人物は自分のためにうまく使おうと活発に動いていると見ています。

 

ウクライナ軍にとって大きな問題は以前通り武器不足です。カノン砲は200機以上ありますが、30%は修理が必要な状況です。今、やっとポーランドカノン砲の修理場所も決まり、ドイツからも重機運搬用のトラック援助がありました。これで修理に回せますが、カノン砲は故障車のように修理に出して代わりに代車もらえるようなことはないので時間はかかります。十分な武器があれば戦争早く終わらせることはできるのですが、アメリカ・西側(ヨーロッパのこと)の考えは少し違うのではと感じます。

 

============================

ここから私の感想。

テレビでは、ウクライナ有利という情報ありますが、現地では苦戦しています。何とか武器提供が早く進んでほしいところです。以前、戦争の終わりについての分析結果として3つのパターンが紹介されていました。

1.ロシアが勝つ(もっとも可能性が低い)

2.硬直する(可能性が高い)

3.ウクライナが有利に進む(可能性高い・しかし危険)

3番目のパターンが一番望ましいですが、危険の意味は、ある時点においてプーチンが「もうこれ以上攻めるな、核弾頭落とすぞ!」となる可能性があるため。どうもアメリカの考えはウクライナへの武器提供を遅くし、ゆっくりですが、ウクライナが戦争を有利にすすめることかもしれません。