どうなっていくのかな。

ウクライナは今年中に自国全土からロシア軍を追い出すことができると思います。でも現時点では、ロシアへ侵攻しモスクワまで行くことは難しいです。

というより、これだけ戦争の被害を1国だけで受けておいてさらに、ロシアに侵攻は大変な負担になります。

では、ロシア軍を追い出したとして、それからどうなるのでしょうか?

モスクワは相変わらず悪さをときとき行い、その上核弾頭を振り回し、これから何十年も隣国そして世界の平和を脅かす国になっていくのでしょうか。。。

ワシントンポストに記事が出ました。

ロバートゲイツとコンドリーザライスの共同記事です。

ウクライナ戦争について、アメリカはロシアとの直接対決してよいくらいこの戦争の終結は大切と述べています。

アメリカが戦争に加わり、モスクワまで行き、そして新しく民主主義の国ができれば、大変良い結果になりますし、ロバートゲイツというアメリカの頭脳となる人物がこのように書いてくれていることは何となく安堵感を感じた瞬間でした。

 

2022年のまとめ、そして2023年

まとめは簡単にします。

ロシアの電撃戦は失敗に終わり、プーチンの20年間準備した軍隊は戦争できないことが明らかになりました。ウクライナはロシアと戦争できることが証明され、アメリカとヨーロッパから最新の武器提供が始まりました。

防空のためのパトリオットを始め、最新の武器は今現在ウクライナへ送られており、近い内、ロシアの戦闘機だろうが、ロケットだろうがウクライナの空を脅かすことが不可能になります。

防空だけではなく、攻撃用の武器の提供も始まっています。

2023年はウクライナではなく、ロシア国内への攻撃が始まり、戦地はロシア側にシフトします。

ロシアへの経済制裁の結果は2023年に結果出し始めます。ロシア産原油の価格制限、そして売買契約が延長されないことによる貿易の停止も始まります。ロシアの新たなパートナーとして期待していた、中国とインドもロシアとは距離を取り始めています。

大きくみるとこのような状態だと思います。

近づけてみると、涙が止まらないくらいの悲劇が起きた1年になります。

現実があまりにもひどいため、それを受け入れることができず飛び降り自殺、精神的におかしくなったりと、弾丸は受けていなくても単純に耐えられないとても大変なことがウクライナ国民に振り降りた1年になりました。

旦那をウクライナにおいてポーランドへ子供を連れて逃げたウクライナ人の女性は毎日毎日どんな思いでしょうか。毎日電話し、そして毎日愛する人が死んでしまうのでは恐怖に襲われ、このような苦痛に耐えるより、一緒にいて死ぬとき一緒に死んだ方が楽でも大切な子供をおいていけない。。。

私達、戦争を忘れてしまい、どんなにひどいものなのかわからなくなっています。心が痛い。。。

 

さて、2023年にウクライナの勝利で、全領土からロシア軍を追い出し、ロシアの敗北で終わったとしても、問題は解決しません。イズラエルパレスチナが何十年も戦争状態にあるように、ウクライナとロシアはずっと戦争状態のまま続く可能性もあります。

良い結果につながるゆういつの方法は、ロシアがプーチンを外し、民主国になると誓い、そして核弾頭を解体し、憲法、法律を変えて本当に民主国家になることです。今のままのロシアでは、全世界にとって癌のような状態になるだけです。

どこかで行われているあまり関係のない戦争ではなく、全世界で反対し、ロシアを民主主義で平和的な国にしないといけない大きな試練だと私は思っています。

 

むかしむかし

むかしむかし、シベリア北部の沼地にある民族が住んでいました。とても貧しく、宗教もなく、もちろん読み書きもできません。食料の少ない時期に共食いもしてしまうようなとんでもない非文明的な民族です。

その民族を沼地から引っ張り出し、農業を教え、宗教も教えたのがウクライナ人です。

その民族はその内小さな街を作りました。モスクワと言う街です。その間、モンゴル軍がウクライナを攻めキエウを占拠し、ヨーロッパへ戦争しに行きます。

しかし、小さなモスクワでは非文明時代の血が騒ぐのか度々混乱が起き、何度もモスクワを燃やすなど、モンゴル軍から見れば不安定なところでした。それでモンゴル軍最小単位10人の軍人をモスクワへ派遣します。モスクワの中心街アルバト(モンゴル語で10人軍の意味)ができます。10人で街を管理するには手っ取り早く武力行使します。裁判など長引いていては、街を平和にできません。誰かが混乱を起こそうとすると捕まえて刑務所へ、それでも収まらない場合、即死刑。

逆に、混乱起こらなければどうぞ好きに生活してくださいよの状態。

これが今でも続いているモスクワの方針です。政権が何をしてもいいのです。その代わりおとなしい国民はノータッチにしてちょうだいよ。これが書かれていないロシアの法律。すなわち、プーチンとその側近は国のお金を盗んでもOK、政治的競争相手を殺してもいい、他国と戦争しても大丈夫、ただし、おとなしい国民には手を出さないこれで全部丸く収まっていたのがロシアです。

しかし、徴兵は。。。これこそロシア国民の意識を大きく変えた事態でもあります。

爆発する土台はできています。わずか10人のモンゴル軍が何とか混乱起こらないように取った手段で800年間以上国として成り立っていたロシアは今度。。。国を燃やすよ。。。どうしたら良いのかよくわかりません。

バフムトウクライナ勝利!そしてニューヨーク・タイムズ記事について

バフムトでの戦争には、ロシアが押し通せるかそれともウクライナが守りけれるかの大変重要な意味がありました。そして、そしてウクライナが守り切れました!!!ロシアが全ての軍事力を投入し、全力で攻撃しましたが、結果ウクライナが押し返し、ゼレンスキー大統領が堂々とバフムト市訪問しています。

これ以降、ロシアは何ができるのでしょう。。。もう手詰まり状態だと思います。負けた、それだけ、負けた軍の兵士は銃持ったまま軍をさり、戻り、混乱を起こす。ロシアにとって終わりの始まりだと思います。

 

さて、ニューヨーク・タイムズ誌に今回の戦争に関する記事があります。

www.nytimes.com

情報収集力、分析、情報の表現やはりニューヨーク・タイムズ誌はすごいですね。

すごいと言う表現が足りないくらいです。

とても大きな記事なので戦前の状況についてだけ書きます。

ロシアのエリート、プーチン近辺、政府の管理上層部、全員戦争に向かっていることを認識していなかったとのことです。

ジャーナリストのレムチュコフの話しが紹介されています。彼は戦争の1週間前に軍トップの人たちと会っています。そのときの軍トップの様子は非常に楽観的で、ダイエットの話しとか、3月に休暇とって旅行に行くなどの話しで1週間後に戦争が始まるとは思えない状況だったそうです。(ちなみに、トップが分からないということはロシア軍もまったく準備なかったということになります)。

ロシア大統領報道官のペスコフ氏も、戦争になるとは全然思っていなかったと、エリートもまったく知らなかったという話しばっかり続きます。

しかし、アメリカ情報機関は戦争始まると認識していました。それなりのとても動かぬ根拠があったのではと思います。

バーンズCIA長官はモスクワへ行き、FSB長官のパトレシュブと会っています。バーンズはロシアが戦争始めた場合、アメリカは断固として厳しい措置を取ると脅しをかけましたが、パトレシュブはそれに対して、今のロシア軍はソ連時代と違う、アメリカとも戦争できる状態と答えています。

やはりアメリカCIAの情報収集はすごいです。それでもひとつだけ間違いはおきています。ロシア軍は強いとの認識がありました。今となっては、全然パトレシュブの言っていた通りの軍は存在していなかったことになりますが、この認識のため、戦争始まった当初ウクライナへの武器提供が少なかったのも事実です。

ウクライナ外務大臣クレバ氏は、戦争の数日前にアメリ国防省を訪問し、オースティン氏と会っています。オースティンはウクライナ側に計画あるのかとクレバに聞いていますが、それにクレバは「ロシアが侵攻すると考えられません、考えるのも苦痛です」と答えています。

すなわち、戦争の前はロシアのトップも、ウクライナのトップも戦争になるとは思ってもいなかったのです。なぜかというと、あまりにも現実離れした話しでもあったからです。しかし、現実離れした、空想の世界に埋もれ頭がおかしくなったプーチンは戦争を始めました。

さて、戦争で一番重要なことは、まず相手国の空軍を破壊し、その後地上戦で好きな戦術で侵攻することですが、ここはロシアができていません。記事にウクライナ空軍オレクシーさんの話しがあります。戦争始まる数時間前に電話がかかって来て、至急空港へ来るようにと、来たところですぐに飛び立つように司令を受け、飛行機に乗ってウクライナ中心部の飛行場へ移動します。到着後、いろいろな空軍基地からも飛行機が集まって来ていたとのことです。そして、飛び立った空軍基地はその後すぐにロシアのロケット攻撃を受けています。ウクライナ空軍はそれからロシア空軍と空中戦争を始めますが、力関係は15:1だったそうです。しかし、ロシアのパイロットは撃って来ない敵と戦うことはできるだけで、実際攻撃して来たウクライナパイロットから逃げるように高度を下げて行き、スティンガーの餌食になって行ったとのことです。

CIAの情報で、数時間前にウクライナ空軍を守れたことが本戦争の流れを一気に変えたとも言えるのではないでしょうか。

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大きな記事で、文字一つ一つ意味があって、簡単に要約できるようなものではないですね。日本語訳が出ればぜひ読んで見てください。

 

ちなみに余談ですが、CIAバーンズ長官がモスクワへ行き、パトレシュブと会っているとき、ウクライナではアメリカはウクライナをロシアに売り飛ばした、戦争になることは嘘だとの情報をロシアの手先がマスメディアを使って広めていました。

 

以上。

ロシアは中国と戦争にする?

新型コロナにかかってしまい、記事書かずにいました。

 

さて、ロシア極東についての情報です。

ブラゴヴェシチェンスク市、アムール州の州都となる都市ですが、街の中心部にあるコマーシャル用大型液晶画面にロケット攻撃を受けた場合どうするかについての手順が流れているとのことです。

ブラゴヴェシチェンスク市に攻撃があるとしたら、中国側からしかありません。となるとロシアは中国と戦争することを考えていることになります。

そうなのかな?

 

さて、考えられる原因は2つあります。

1つ目、本当に中国との戦争を考えている

2つ目、ロシア分裂を防ぐ

 

1.中国との戦争の場合、

以前、習近平中央アジアの国々に対して、万が一のとき中国はそれらの国を守ると言っています。すなわち、例えばカザフスタンへロシアが侵攻した場合、中国が後ろ盾となり、カザフスタンを支援することになるのです。ロシアと中央アジア各国から外交は決裂しても良いくらいスムーズに行っていません。そのため、ロシアが中央アジアの国と戦争を起こし、中国と関係悪化し戦争になる可能性はあります。

しかし、このシナリオは現実的でしょうか。ウクライナは勝利まで戦争を止める気配がないため、ロシアは他の国と戦争するどころか、今の戦争をやっと行っている状況です。

 

2.ロシア分裂を防ぐ

私としては、こちらの原因が大きいのではと考えます。

まず、極東の現状ですが、ロシア人が住んでいるとしてもモスクワから一番遠い地域であり、中央との関係は弱いです。弱いというより、敵対心があると言って良いほどです。というのは、例えば現地の人から見れば、モスクワからトップが指名され、そのトップは利益を全部モスクワに送り込み、現地は豊かな資源ありながら貧乏暮らししているのです。例えば、アムール川は魚が豊富にあり、現地の人は魚をとって中国へ輸出すればそれだけとても豊かに暮らせるのですが、モスクワ指名のトップは漁業にクオートを設定し、現地の人が生きる最低限レベルの魚しかとれません。その上、そのトップは漁業会社を作りとり放題、利益の一部モスクワへそして残り全部自分に。。。

もし、現地の人が法律無視してクオート超える量の魚とれば、罰金そして刑務所へ。ロシア国境警備隊が中国側ではなく現地人に対して目を光らせていてすぐに捕まる状態。

極東では、漁業以外にあまり事業がなく、現地の人は、生活するために役所トイレ掃除くらいしか仕事がなく、非常に貧しい生活しています。若い人はここから抜け出す出口は軍隊。。。ウクライナ戦争へ。

ブラゴヴェシチェンスクからアムール川を挟んで中国の街が見えます。だんだん高層ビルがたち、人々が豊かになり、高級車に乗ってレストランで美味しい料理食べて楽しんでいるのが300メートル先に見えます。

東アジア地域が発展し、豊かになって行くのが見ながら、自分らは奴隷のような生活しているロシア極東の人々からすれば、少しでも可能性あればモスクワとの関係を断ち切る土台はできています。

このような状態をモスクワは武力で保持しています。

しかし、もしロシアがウクライナに負けることになれば、もしロシアの政治統制が失わられば、真っ先にロシアから分裂するのは極東地域なのです。これをモスクワ十分わかっています。となると、ロシアが混乱になったとき、極東地域が分裂しないためには中国脅威を今から報道しておけば、中国に攻撃されるとの恐怖で分裂せずに残る可能性はあります。

そのためのロケット攻撃のときの手順をブラゴヴェシチェンスク市で放送しているのでは。

私の考え

今回自分の考えを述べたいと思います。

まずどうしてこのような戦争始まったのか。

ウクライナ側に問題あったのでしょうか、ロシア側の動機は何だったのでしょう。

まず、ウクライナ側に何等かの問題あったのでしょうか。

プーチンウクライナ侵攻に対して最初の理由は

「Denazification, demilitarization of Ukraine」です。

denazificationとは民族主義者の排除、demilitarizationとは軍事武装化の排除の意味です。それでは民族主義者はウクライナにいたのでしょうか。もちろんいました、どこの国にも民族主義者がいます。そして、実際はどこの国にもいるレベルの話しです。

侵攻して排除するほどの脅威にはなっていなかったのです。

もし、民族主義者の問題であれば、ウクライナよりロシア側に問題があります。例えばアジア系の顔でモスクワの空港で検問通るときとても冷たい対応されます。「何しに来たのこのごみ!!」に近い対応です。モスクワの後にウクライナの空港で降りると、「ウクライナへようこそ」と笑顔で迎えてくれます。普通の一般人としてはどこに民主主義者がいてどこにいないかは一目瞭然です。

ウクライナ国設立してから二つの道がありました。欧州より、またはモスクワと一緒に進むかです。どっちの道を選んでも独立国である以上尊敬すべきことです。そしてウクライナは欧州側を選んだのです。モスクワには気に入らない判断だったことには間違いがなく、それからウクライナに対する弾圧(ガスを盗んでいる、ロシア系住民を弾圧しているなどなど)が始まっています。結局、「モスクワと一緒に進まないということはお前ら民族主義者のくそ野郎だ」という一方的な判断でこの戦争の一つ目の原因になっています。

さて次に、軍事武装化の排除についてです。ロシアがクリーム半島を占拠したとき、ウクライナ軍はどんな状態だったのでしょうか。わずか6000人の軍人しかいないとても戦争するような国ではなかったのです。ソ連分裂後ウクライナは世界第3位の核保有国になりました。もちろん、ソ連分裂で核拡散の可能性が大きくなり、一番にウクライナが問題視されたのです。その結果、核弾頭全量をロシアに渡す代わり、ロシア、米国、ヨーロッパから侵略してはならないとの契約を結んだ国です。そのため、軍隊にお金かけず、経済や国の発展に力を入れてきた結果、わずか6000人の軍人しかいない国になった経由です。悔しいことに、そこまでしても経済もあまり発展していませんでした。その理由を後ほど述べるとして、どうしてロシアが非武装化を一つの理由にしたのでしょうか。

ロシアがウクライナからクリーム半島を略奪し、国際社会に黙殺されてしまったウクライナにとって世界2位の軍事力を持つロシアから自分を守るために何とか軍隊を強くするしかない状況に追い込まれます。そして、ロシアの脅威を訴え、各国が軍事絵支援を頼んでいたのも事実であります。しかし、各国はもしウクライナに武器を与えれば、いずれロシアに征服され、武器がロシア側に渡ることになるとしてあまり助けることもなかったのです。それでも、さすがに無視するわけにはいかないので、少しばっかりは武器の提供を行っていましたが、それがロシアの侵攻した理由の2番目の非武装化です。

結果として、ロシアが侵攻し、昨日まで先生だった、農家だった、個人事業者だったごく一般市民の人たちが素手でロシア軍と戦うことになり、その結果ブチャのような悲劇も起きています。しかし、一般市民がロシア軍を止め、手作りモロートフコクテールでロシア戦車を燃やし、止めることができたことで、世界第2位と言われるロシアの巨大軍をと対抗できる軍事行動とれるまで時間稼ぎしています。

ここまではウクライナ側に原因があったのかのまとめですが、ウクライナはどこかの国から侵略されるようなことは全くしていないと言えます。

それでは、ロシアが侵攻始める理由は何だったのでしょうか?

話しは第二次世界大戦に戻ります。第二次世界大戦対戦で大きな損害を受けながらドイツ軍を止め、最終的にナチスドイツを滅ぼした国はソ連でもあります。当時のドイツはヨーロッパ各国を侵略し、最新の技術を手に入れ、恐ろしいと言ってよいほど強い軍隊を作りソ連へせめています。それをソ連が止めたのです。

すなわち、世界平和、民族主義がを守ったすごい国なのです。すごーく立派な国で、特にソ連中核のロシア人はものすごーく立派な人で、他の民族と比べると遺伝的に優れた。。。第二次世界大戦ナチスドイツをくだしたソ連が、その勝利で自分が民族主義国家になる道を作ってしまったのです。

ソ連崩壊のとき、ロシアは他の14個の共和国について経済崩壊し貧乏になり、自分だけが重い荷物から解放され、優位的な民族として経済発展した幸せな国になるとの期待で胸を膨らませていました。他のソ連の一部だった各国がロシアなしで生きていけず、それを見てあざ笑いながら、どうだ見たかお前ら俺らなしで国でも何でもないんだよと言ってやると。。。

しかし、他の国々はどん底に落ちるところか、逆に発展しだしたのです。中国は別の民族で発展していいのです、アメリカも、ヨーロッパの各国も、しかし旧ソ連の一部だったウクライナが発展?カザフスタンが発展?そこのソ連の一部ではないけどモンゴルとかも発展?。。。ロシア人なしで?どういうことなの?これアメリカメが俺たちを恥ずかしい思いさせよと色々補助金とか出して何してくれているの?あいつら物乞いになってまたロシアに頭を下げてまた一部にしてほしいと頼んでくるはずじゃないか。なんであいつらロシアよりいい生活してるんだ。。。

これがロシアの本音です。

このため、ウクライナが欧州よりになって発展するのを許さなっかったのです。このための戦争でもあるのです。

 

でもいきなり戦争はよくないよね。前にウクライナの経済がうまく行かなかったことについてあとで話すと書いていましたが、これから書きます。

法治国家という概念ありますが、法治国家になるためにはやはり混沌したややこしい時代があります。ソ連崩壊後、独立した各国が混沌した状態になり、そこに力を発揮したのが、共産主義の中核だったKGBです、各国とのKGBルートの繋がりがあり、各国の裁判官、警察はもとKGBのルートで賄賂をもらい、不正に目をつぶるようになります。

不正があって、それを捕まえ、刑務所にぶち込むことができなかったらどの国おいても国民の不満がつのるうえ、外国からの投資が失敗、民主化から遠ざかった方向に進んでしまいます。ウクライナに関して政治腐敗などで欧州に加盟できず、経済発展もできず。ウクライナは電力豊富にありますが、電力不足のほかの国々はお金があっても発電所さえ建てることができず、その結果電力不足で中小企業は発展せず、ぐちゃぐちゃの状況になっています。今現在も!!!

ロシアは石油のお金で賄賂、腐敗を助長しながら各国が泥沼状態に陥っていくのを見ながらあざ笑っており、その内また立派なロシア人が旧ソ連、旧社会主義国を自分に合併しソ連2.0を作ると。

それがプーチンの考えていたシナリオです。それがロシアがウクライナへ侵攻した理由でもあります。

ロシア人優位帝国主義です。この考えはロシア人にとって受け入れたい夢でもあり、こんなバカな戦争が始まっても国民そろってそれを支持してる原因でもあります。

こんなつまらない理想に基づいている戦争はロシアの敗北で終わるしか解決方法はありません。

そして、それに立ち向かっているウクライナの皆様に光栄あれです。

2022.12.8の情勢

情報源:ユリーシュヴェツ氏

今日、ニューヨーク市ブルックリン裁判所でアンドレイデルカチに対して7項目の有罪判決がありました。経済制裁迂回の不正、マネーロンダリング4件、不動産購入そして不正の隠蔽の7項目です。また、デルカチはロシアの情報機関のエージェントとしてありとあらゆる偽情報の拡散及び犯罪的な話し合いに参加していたとのことです。最大で30年間拘留になるのではとのことです。

デルカチはロシアFSB卒業後、ウクライナに戻り、ロシアのエージェントしながら国会議員にもなり、そして正体がばれた後も、慌てることもなくウクライナから出国しアメリカへ行きそこでロシアエージェントとして上記の不正を行っています。

ウクライナ保安庁はするべき仕事をしていなかったのは明らかです。賄賂をもらって国の安全に関わる重要なことがおろそかになっています。NATO加盟において、ウクライナ保安庁のこの不適切な動きは問題視されます。ウクライナ軍が命かけて国を守っている間に情報機関として裏側を守るべき機関がこのようでは、国として成り立っていくのは難しくなります。

昨日ハドソン研究所から発表がありました。内容はベラルーシからのロシア攻撃の可能性について。ウクライナでは、ベラルーシにおいてロシア軍はあまり集まっていないためその可能性は低いと考えられていますが、アメリカの同研究所の意見は違っています。ロシアは密かに軍を増やしている可能性あり、キンジャールロケット搭載可能なミグ31をベラルーシい配備しています。キンジャールは単なるロケットではなく、ロシアが政治的な意味のある行動するとき、表に出てくるロケットでもあります。

ロシアがベラルーシからウクライナへの攻撃でリウーからキエウへの物資ルートを遮断し、ウクライナ軍を弱くするつもりもあるし、南のヘルソンからウクライナ軍を北に移動させ、南側を安全にするつもりもあるのだと思います。現在バフムト市での昼夜問わずのロシア軍の攻撃の目的はヘルソンからのウクライナ軍を呼び寄せるためでもありますが、ロシアの思惑通りに進まないため、第三の北からの攻撃を始める可能性あります。

ウクライナ軍トップはもちろんロシアがこのような動きする可能性を計算済みで、そのようなことが起きた場合、対応できます。しかし、ベラルーシが戦争に巻き込まれる危険性は大きいのです。NATO軍がポーランドウクライナの国境付近で軍事演習を行うことでベラルーシからの攻撃をロシア側躊躇させる可能だと思います。